ヒビ考える

日々のニュース中心にあれこれ+同人誌即売会日記・ゲーム攻略

最近読み終わった本

今回からカテゴリに「書評」を追加して、本を読んだらそっちに入れようと思う。
今まで読んだのは探すのめんどくさいんでそのままwww


色々とあるけどとりあえず選挙が終わる明日以降になるかな。
結果を見てから。

『誰も書かない中国進出企業の非情なる現実 著-青木直人』

中国問題に非常に詳しい青木直人氏の新刊。
中国でビジネスを行うってのはどういう事なのかを事細かに書いてる。
青木氏もずっと言ってるんだけど、本来こういう事は新聞やテレビメディアなどがキチンと報じるべきなのだが、スポンサーとしての関係や中国との関係で全く報じられないのである。
また企業サイドも自分らに都合が悪い事が多いので、表に出しにくい部分がある。

淡々と事実を書いていくスタイルなのは、青木直人氏が「ファクト=要素」を大切にするので材料を提供して受け手がどう判断するかなのである。

さて内容的にはそこまで目新しい要素はなく、個人的に色々追っている範囲の部分が多い。
あんまり知らない人が読むと衝撃のオンパレードなんだろうけど、さすがに僕は慣れてしまってるからな。
今回の本で追加要素として重要だったのは、民主党政権時に中国大使に任命された「丹羽宇一郎」氏の事を扱った章であろう。
この人と民主党政権とビジネスの関係を見ていくと、如何に国益を損ねた人事だったかがよくわかる。

そーいや反日デモの時の丹羽宇一郎氏が乗った大使公用車が襲撃されて国旗が奪われた事件については言及されてなかったなぁ

結局中国をどう見るかなんだけど、僕なんかは中国で商売するってのは青木氏なんかの本を読んだり色々やってるんで非常に危ないのはわかっている。
ただやはりそこまで知識がないとやっぱり異端扱いされるのである。

体験談で言うと、中国進出の話が出た際に色々とソースを用いて反対する理由を説明した事があるけど、年寄り連中は「ネガティブなとこばっかり見やがって!」的に説教を食らった事がある。
まぁ中小企業レベルで言うと中国進出セミナーみたいなので知った知識だけで語られるので、どうしてもそうなるのは仕方ない部分ではある。
当たり前だけどセミナーも商売として売込みしてるんでマイナス要素を伝えるかって問題。

この辺をあともうちょっと言うと、企業側は「中国進出でウハウハ!」ってのが目的なのでプラス要素ばかりを集めたがる傾向にあるんだよね。
行動学的に言うと『確証バイアス』ってやつ。

更にセミナーやってる人も要は中国側と多少のパイプはあるけど、更にやっかいな向こうで商売をやるパイプ作りまでは関与していないって事。

中国でビジネスを行うって事はプラス要因・マイナス要因の数ではなく、その重さを比較しなきゃならない。
ただ日本人の感覚として「マイナス要因は我々の努力次第で減らせるのだ」的な発想から脱出できてない気がする。
NHKなんかで中国ビジネス特集やると「中国側に合わせよう!」的な事や、重役がお昼を一緒に食べる、みたいなのを少し取り上げて「成功しました」ってありがちなストーリーを作ってたりするよね。
ああいう情緒的な部分を攻められると弱い層が確実に存在するのである。
中国を好きな人の傾向として、この情緒の部分と贖罪意識ってのも要素としてある。

もうちょいあるとすれば中国の労働者が「先生、先生」と言って教えを乞う姿に感動するそうだ。
低賃金で熱心(な感じw実際はロス=欠陥が多い)に慕ってくれる姿を見て、年寄りたちは「日本の若者にはこういうのはない」的に思う事が多いそうだ。
まぁ日本だと「先生」とは呼ばずに〇〇さんとか役職名で呼ぶから、どうしても「先生」と言う子供が呼ぶ感じに弱いのである。

僕なんかは色々要素を集めて分析する事には手間を惜しまないけど、それを最終結論として出す時に「めんどくさい」病が発症するのである。
例えばこの中国ビジネスだと、ポジティブな要素とネガティブな要素を比較して、ネガティブ要素を減らす膨大な手間とコストと苦労を考えると、そこまでするのが「めんどくさい」ので別の道を探る方がよっぽど健全であると判断するから「中国で商売するの止めた方が良いよ」って平気で言っちゃうの。

そーいう事が言えるようになる為の要素が膨大に詰まってるのが青木直人氏のこの本や過去の本、ブログ等々なんだと思う。

反動世代―日本の政治を取り戻す 著-中野剛志・三橋貴明・柴山桂太・施光恒・森健

森健氏が中野剛志氏・三橋貴明氏・柴山桂太氏・施光恒氏にインタビューしたのをまとめた本。
経済関係の人たちなんでそーいうお話ばっかりかと思ったら、そうではなくもっと生い立ちや色々な体験からどういう事を経て今のような活動・考えをするようになったのかを読み解く本。
この4名の本の中でもそういう話まで踏み込む事はないので、根本から見ていくというのは大事。
なので、色々とネット上で言われてる噂にも言及している部分があり、あまり表に出ない事もサラ~っと書いてたりする。
前に書評した東谷暁氏の本と同じような形式だと思う。

さてこの本に関しては難しく、どうのこうの書く事は難しい。
ただ僕の発想として非常に似てる部分が多いってのは前々から思ってた。
僕の場合は多少の人生経験から研鑚・思考し続けて編み出した事なので、学術的な裏付けはない。
なので、合ってるか間違ってるかの正解がわからない。
だからこの4名を知って、その考えを知るにつれて「やっぱり皆こう思うよなぁ」的になるのは必然な気がした。
それくらい同じような事を考えているのでよくビックリするのである。

まぁ僕みたいな社会のザコがこういうエライ人たちにそーいう感じを持つのもどうかと思うがwww

この本は老若男女問わずに読んで考えて欲しい。
多分共感するかどうかは世代で隔世的になると思う。

めちゃくちゃオススメの1冊です

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://suisuidiary.blog12.fc2.com/tb.php/2245-0e1214e5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad