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【書評】渡邉哲也のポジショントーク未来予測法

先週読み終わってどうしようかと悩んだ本

渡邉哲也のポジショントーク未来予測法 「経済の先行き」「世の中の動向」がなぜこれほど明確にわかるのか
著-渡邉哲也


渡邉哲也氏がツイッター等で「実用書」である事をウリにしてたので読んでみた。
内容的に「ポジショントーク」に関する解説である。
要は自分の立場から一番特になるような展開に持っていくってのがそれ。

ずーっと読んでて特に何か珍しいと言う感覚はなかった。
章の最後のケーススタディは取り上げるネタが面白いかなぁ~、くらい。


個人的には一番興味深く読めたのが終章約7ページ。
渡邉哲也氏の幼少期の家庭環境が語られている章。
何が書かれているかと言うと、幼い時から家業が商売をやっていたので大人の世界をよく見てきたこと。


多分僕がこの本に関して余り目新しさを感じないのは、家が商売をやっていたと言う共通点だからと思う。
僕の場合はもーちょい家庭環境も特殊なのもあるのかな。
読んでて「商売やってる家はどこも似たようなもんだなぁ」って事。
この商売人としての感覚をどこまで身近で体験してきたのかって差は非常に大きいと思う。

普通に接するドラマや本なんかでは経営者サイドと言うのは余りよく描かれない。
金に物を言わせて理不尽に振る舞ったり、例えば経営者一族は無能である、みたいな感じ。
このイメージが延々と刷り込まれているので、裏表がない世界観が好まれる傾向にあるように思う。
ポジショントークと言うのは「利益」が全面に出てくるので、極一般的に雇われる側の家庭で育つと余り受け入れられない感覚な気がする。


だからこの本を読んで目新しさを感じる人は、そういう事を教えてくれる場が少なかったのだろう。
また教えられても正義感と刷り込まれたイメージで受け入れ難い事であったはず。
渡邉哲也氏が書いた本であるって言うのでこういう感覚を受け入れられる人が増えると言うのは良い事だと思う。
渡邉哲也氏の個人の魅力によるものだろう。


でもまぁ、こういうお話しは疲れるw
あの人はどうしたいのだろう?ってのを見極めて、例えば色々な要素も加味して読み解いていこうとするわけ。
こんなの年がら年中やってると精神的に非常にしんどくなってくる。
色々見えてきちゃうしねぇ

僕が生きてきた過去の周辺環境を思い起こすと貴重な場面も見てきたし、恐らく財産になるようなものなんだろうけど、如何せん子供の時の子供らしい生活が大半犠牲にしちゃってるしなぁ
なので、日常ではポジショントーク的な事を利用をするけど、それがどういう環境で学んできたかってのは距離を起きたい。
冒頭で「悩んだ」ってのは、この本を読んでてずーっとそういう自分の体験部分を思い起こしていたからである。
自己分析みたいなものをしていて、非常に精神的に沈む事が多かったのが読み終わってからの1週間くらい。


そういう恐らく渡邉哲也氏の意図とは明らかに違う事で考えさせられた本であった。

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